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古本『人はかつて樹だった』長田弘
¥1,000
『人はかつて樹だった』 長田弘 みすず書房 A5判 2014/4/15第六刷 ーーーーーー 日々にもっとも親しい存在は、とたずねられたら、毎日その下の道を歩く一本の大きな欅の木、とこたえる……(あとがきより) ーーーーーー 状態:良 一か所角折り目(写真参照) ーーーーーー 中古商品のため使用感等ある場合がございますが、クリーニング後迅速丁寧に発送いたします。 ---商品状態の詳細--- 非常に良い: 非常にきれいな状態です。 良い: 一般的な中古商品です。 可: 経年劣化による傷み、日焼け、スレ、歪み、一部書き込み等がある場合がありますが、読むことに支障はありません。
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古本『みえないもの』イリナ・グリゴレ
¥1,000
『みえないもの』 イリナ・グリゴレ 柏書房 四六判 2025/4/25第一刷 ーーーーーー 著者はルーマニア生まれの文化人類学者です。 故郷の記憶と青森での生活、みえないものとしての女性たちのエピソードを描いた本です。 刊行記念ペーパー付。 ーーーーーー 状態:良 ------ 中古商品のため使用感等ある場合がございますが、クリーニング後迅速丁寧に発送いたします。 ---商品状態の詳細--- 非常に良い: 非常にきれいな状態です。 良い: 一般的な中古商品です。 可: 経年劣化による傷み、日焼け、スレ、歪み、一部書き込み等がある場合がありますが、読むことに支障はありません。
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古本『私の東京物語』吉行淳之介
¥800
『私の東京物語』 吉行淳之介 編・山本容朗 実業之出版社 1993/5/25初版 ーーーーーー 吉行淳之介が見た昭和30、40年代の東京風景。 ーーーーーー 状態: 可 裏見返しに剝がし跡あり ------ 中古商品のため使用感等ある場合がございますが、クリーニング後迅速丁寧に発送いたします。 ---商品状態の詳細--- 非常に良い: 非常にきれいな状態です。 良い: 一般的な中古商品です。 可: 経年劣化による傷み、日焼け、スレ、歪み、一部書き込み等がある場合がありますが、読むことに支障はありません。
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古本『毛虫の舞踏会』堀口大學
¥700
『毛虫の舞踏会』 訳・編 堀口大學 講談社 単行本 昭和54年3月20日第一刷 ーーーーーー 初版昭和18年、札幌青磁社発行 この講談社版には、初版当時の内容15編に四編が追加されている。 翻訳者が選ぶ愛すべき小傑作の数々。 ーーーーーー 状態:可 ヤケ スレ シミ ------ 中古商品のため使用感等ある場合がございますが、クリーニング後迅速丁寧に発送いたします。 ---商品状態の詳細--- 非常に良い: 非常にきれいな状態です。 良い: 一般的な中古商品です。 可: 経年劣化による傷み、日焼け、スレ、歪み、一部書き込み等がある場合がありますが、読むことに支障はありません。
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古本『尼僧とキューピッドの弓』多和田葉子
¥700
『尼僧とキューピッドの弓』 多和田葉子 講談社 単行本 2010/7/28第一刷 ーーーーーー 熟年の女性たちが第二の人生を送る修道院を訪れた作家。 かしましい尼僧たちが噂するのは、弓道が引き起こした”駆け落ち”だった。 時と国境を越えて女性の生と性が立ち上る、書き下ろし長編小説。 (以上、帯より) ーーーーーー 状態:可 帯ヤケ カバー上部ヨレ 裏見返し上部に剝がし跡あり 中はきれいです。 ------ 中古商品のため使用感等ある場合がございますが、クリーニング後迅速丁寧に発送いたします。 ---商品状態の詳細--- 非常に良い: 非常にきれいな状態です。 良い: 一般的な中古商品です。 可: 経年劣化による傷み、日焼け、スレ、歪み、一部書き込み等がある場合がありますが、読むことに支障はありません。
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新刊『ぱん歴 創刊・第1号 』けいこう舎
¥1,430
『ぱん歴 創刊・第1号 いっぱん人のいっぱん人によるいっぱん人のための歴史お勉強本レビュー誌』 けいこう舎(編集工房けいこう舎) 210mm × 148mm/192頁 2025/12/26 定価1,300円+税 ーーーーーー AIの時代だからこそ、いっぱん人よ、人文書を読んでペンを取ろう! 歴史好きの読者による、お勉強本の書評誌。 「歴史?何の役に立つの?」「これからは何でもAIにきけばわかるから本は要らない」この世の成立ちや未来を見る目を養う歴史学、人文学がいま粗末にされています。 このままだと、歴史の本を読むのが好きな私たちピンチです。今はまだ、専門家の先生方が一般人むけに書いてくださった本がたくさん出されています。勉強好きのみなさんわれわれが本を読んで受けた感銘や考えたことを分け合い、少しでも出版をもりあげましょう。 第1号には……21人の読書人が新旧とわず好きな歴史の本を語る「歴史お勉強本、私のこの1冊」。 個性的な3人の研究者(栂正行・五郎丸聖子・野口良平)による「私の勉強本ことはじめ」。 ルポライター・在野の研究者による読書案内「このひとにきけ!」。 そのほか「ありがとう! 陳舜臣先生」「この先生をかってに追いかけろ 山田康弘先生(日本中世史)の巻」「アメリカのいろいろ」「吉川弘文館・歴史文化ライブラリーをぜ~んぶ読みたい!」など様々な企画が。 書評家募集中です!AIに振り回されないためにも、いっぱん人よ、良質の歴史の本を読んで書評を書こう! 内容紹介 いっぱん人のいっぱん人によるいっぱん人のための歴史お勉強本レビュー誌 昨年の準備0号に続く創刊第1号。3人の研究者による「お勉強本ことはじめ」、ルポライター、在野の研究家によるおすすめ本「このひとにきけ!」、「ありがとう陳舜臣先生」「この先生をかってに追いかけろ-山田康弘先生」など21人の読書人が尊敬する本を熱く語ります! 目次 ◆ 創刊の辞 2 ◆ 研究者にきく──わたしの勉強本ことはじめ 8 ・十代からの文庫と新書、そして中間地帯の思い出 栂 正行 9 【Book Guide】栂正行のアート論シリーズ 石井裕一(三月社) 14 ・信頼できる相談者を探して──久野収との出会い 五郎丸聖子 16 【Book Review】五郎丸聖子 著『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』クレイン 評・林 浩治 20 ・私の歴史の本ことはじめ 野口良平 23 【Book Review】 野口良平 著『幕末的思考』みすず書房 評・飯田 朔 28 ◆ このひとにきけ! ・被差別部落問題、屠場問題の本、私のおすすめ三冊+α 山脇史子(ルポライター) 32 (斎藤洋一・大石慎三郎著『身分差別社会の真実』/黒川みどり著『近代部落史』/栃本裕著『屠畜のお仕事』/+α) ・一冊の本からいざなう「カタリ派」の世界 生江双雄(中世オック語文明研究者) 37 (アンヌ・ブルノン『カタリ派 中世ヨーロッパ最大の異端』) ◆ ありがとう! 陳舜臣先生! 44 ・覇者と侠者の物語を紡ぐこと 岡本真菜 46 ・私と陳舜臣さんの歴史の本 橘雄三 50 ・遭遇! 驚異の陳舜臣博士! 橘雄三先生「陳舜臣さんを語る会」 58 ・キミは何冊読んだ? T氏の書架にみる陳舜臣作品のほぼ全貌 61 ・わたしの一冊 『秘本三国志』 評・俄 雨 64 ・わたしの三分の一冊 勉強日記『中国の歴史』(一)の① ぶた丸ぴんすけ 67 ◆ 科学史の本がおもしろい! 評・寿大幸 86 (スティーヴン・ワインバーグ著『科学の発見』/伊東俊太郎著『近代科学の源流』) ◆ スーパー勉強人 烏帽子画伯、いもづる式読書録5連発! 評・烏帽子九郎 89 (渡辺照宏著『仏教 第二版』/宮崎市定著『科挙』、秦郁彦著『旧制高校物語』/ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』上下巻/ 飲茶著『史上最強の哲学入門』『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』/池田理代子著『ベルサイユのばら』、遅塚忠躬著『フランス革命』、河野健二著『フランス革命小史』) ◆ 歴史お勉強本、私のこの一冊 家永真幸著『台湾のアイデンティティ 「中国」との相克の戦後史』 評・永滝稔 104 藤森栄一著『かもしかみち』 評・石井裕一 106 宮本常一ほか監修『日本残酷物語 2 忘れられた土地』 評・山崎敦子 109 大江健三郎著『沖縄ノート』 評・小林竜 111 澤田典子著『アテネ 最期の輝き』 評・空知たゆたさ 114 小川原正道 著『西南戦争 西郷隆盛と日本最後の内戦』 評・原浩一郎 116 石光真人 編著『ある明治人の記録 会津人 柴五郎の遺書』 評・小林義郎 スーザン・ジョージ著『なぜ世界の半分が飢えるのか 食糧危機の構造』 評・小林義郎 121 孫文 著『三民主義(抄)ほか』 評・俄雨 124 宮城谷昌光 著『孟嘗君と戦国時代』 評・古林青史 127 三田村泰助 著『宦官 側近政治の構造』 評・寓足庵 129 ◆ いろいろなアメリカ 132 ・ 和泉真澄ほか 著『私たちが声を上げるとき アメリカを変えた10の問い』 評・永滝稔 133 ・ケイト・ムーア 著『働いて愛して生きるために 女たちは闘わなければならない ラジウム・ガールズのアメリカ』 評・うた 135 ・杉村宰 著『隣人を愛するということ 』 評・栗林佐知 138 ・W・ブルム著『アメリカ侵略全史』 評・小林義郎 141 ・白岩英樹 著『講座 アメリカの歴史と文学 』 評・栗林佐知 144 ◆ この先生を かってに 追いかけろ! 山田康弘先生(日本中世史)の巻 レポート・栗林佐知 148 わかりにくすぎる 後期室町時代、その闇を照らす天の助け! 『足利義稙』戎光祥出版/ 『戦国時代の足利将軍』吉川弘文館・歴史文化ライブラリー/ 『足利義輝・義昭』ミネルヴァ書房/ 『戦国期足利将軍 研究の最前線』(編著)山川出版社/ 『足利将軍たちの戦国乱世』中公新書/ 『戦国期室町幕府と将軍』吉川弘文館 名将ぞろいだった足利将軍 山田康弘先生の本を読んで ◆ 死ぬまでがんばれ!企画 吉川弘文館・歴史文化ライブラリーを ぜ~んぶ読みたい! 166 ・歴史文化ライブラリー (既刊六二六冊) めざせ全山踏破! がんばり表 167 ・わたしの一冊 梅村恵子著『家族の古代史 恋愛・結婚・子育て』 ・柳谷慶子著『江戸のキャリアウーマン 奥女中の仕事・出世・老後』 著者略歴 栗林佐知【編集】 けいこう舎編集人 栂正行【著】 中京大学名誉教授。英文学。著書に『文学と博物館』『灰都と緑園』『継承と共有』『抽象と具体』『創造と模倣』『引用と借景』(いずれも三月社)、『インド英語小説の世界』(共編著、風書房)など。 五郎丸聖子【著】 会社員を続けながら慶應義塾大学法学部政治学科(通信教育過程)へ学士入学し卒業。その後、明治学院大学大学院国際学研究科博士前期課程修了。フリーランスで校正などの仕事をしながら、朝鮮半島との関係を通して戦後日本の歴史研究を行う。著書に『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』クレイン。論文多数。 野口良平【著】 思想史家、文筆家。著書に『「大菩薩峠」の世界像』平凡社(第一八回橋本峰雄賞受賞)、『幕末的思考』みすず書房、最新刊に『列島哲学史』みすず書房がある。 訳書にルイ・メナンド『メタフィジカル・クラブ 米国一〇〇年の精神史』(共訳)、マイケル・ワート『明治維新の敗者たち 小栗上野介をめぐる記憶と歴史』共にみすず書房。 石井裕一【著】 図書出版、三月社代表。 林浩治【著】 文芸評論家。著書に『在日朝鮮人日本語文学論』、『戦後非日文学論』、『まにまに』、『在日朝鮮人文学 反定立の文学を越えて』など。 飯田朔【著】 文筆家。著書に『「おりる」思想』。大学在学中に加藤典洋のもとで評論を学ぶ。卒業後は就職せずに塾講師、スペイン留学を経て現在は日本語教師。集英社新書プラスで「“祖父の書庫”探検記」を連載中 山脇史子【著】 ライター。日経ウーマン、日経流通新聞、NTT出版などで記事を執筆。一九九一年から九八年まで東京芝浦の食肉市場・屠場に通い、実際に現場の仕事を習いながら働くひとたちの話を聞いた。これをもとに『芝浦屠場千夜一夜』青月社、2024年を上梓。 生江双雄【著】 中世オック語文明研究者。東京大学で福田歓一教授に西洋政治思想史を学ぶ。ヴェイユ、アイザイア・バーリン、久坂葉子に傾倒。放送大学で人文学を学び直す。 永滝稔【著】 有限会社 有志舎 代表取締役 橘雄三【著】 「陳舜臣さんを語る会」代表。 製薬会社に10年勤務の後、高校教師を27年勤め、中国の大学(淮海工学院)でも教壇に立つ。孫文記念館など三つの博物館・美術館に学芸員としてかかわる。 岡本真菜【著】 事務職と市民活動の二足の草鞋を履く。中学生の頃から陳舜臣さんのファン。 (以上、版元さまより)
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新本『妻の座』壺井栄 けいこう舎ねつれつ解説付き 壺井栄をナメるなよ!
¥1,870
『妻の座』壺井栄 ねつれつ解説 壺井栄をナメるなよ! けいこう舎 188mm × 128mm/192頁 2025/09/25 定価1,700円+税 ーーーーーー 戦後社会の可能性を秘めた「母性の作家」の問題作 壺井栄をナメるなよ! 家父長制、シャドウワーク、女性蔑視、性別役割分業、ルッキズム。 いまだ名付けられてもいなかった問題に、ニコニコお人好しのおばさんの素朴な善意が立ち向かう! 一つの小説が社会に挑むありさまを追った【ねつれつ解説】つき。 内容紹介 ──戦争の終わった翌夏、ミネは、同じ進歩的文学者仲間で、妻を亡くし四人の子供を抱えて困っていた野村から「お針のできるやさしい女性と再婚したい」と相談される。同情したミネはうってつけの相手として、裁縫教師を続けてきた妹、閑子を紹介。催促されて結婚し、てきぱきと家事をさばき子供たちにも慕われた閑子だったが……。 実際の出来事の衝撃から、壺井栄はこの作品を生み、仲間と社会に向かって問いかけた。これまでこんなことを問題にもしてこなかった日本社会で「妻の座」は流行語となる。『二十四の瞳』の壺井栄(1899-1967)もう一つの代表作! 壺井栄の作家像、作品の背景、残念な論争と社会の変化の顛末を追って、一つの私小説が社会と格闘した有様をたどる「【ねつれつ解説】壺井栄をナメるなよ!」(けいこう舎編集部)つき。 《帯》 家父長制、シャドウワーク、女性蔑視、性別役割分業、ルッキズム……。 いまだ名付けられてもいなかった問題に、ニコニコお人好しのおばさんの素朴な善意が立ち向かう! 目次 ・「妻の座」 壺井栄 7 ・【ねつれつ解説】「壺井栄をナメるなよ!」 栗林佐知(けいこう舎編集部) 130 (一)ニコニコ顔のおばさんが書いた「妻の座」 130 (二)壺井栄をナメるなよ! 134 現役のフェミニズム小説/「今じゃありえない!」ところにこそ/ 壺井栄をナメるなよ!/ (三)壺井栄の人生(戦前篇) 138 故郷、小豆島/プロレタリア詩人、繁治とともに/ (四)栄の人生(売れっ子作家になる) 143 作家デビューの「真相」/壺井栄とはナニモノか/戦時下の作家活動/ (五)そして「事件」は起こった 151 ちょっと変ちくりんな出来事/栄姉妹の事情/宮本百合子 (六)栄とフェミニズム思想 156 家族制度について/性別役割分業について/容姿による選別──最後の差別 (七)モデル小説論争 162 「岸うつ波」/「草いきれ」/「草いきれ」論争 (八)ちょっとかわいそうな徳永 167 徳永の孤立──日本社会が逃した大きなチャンス/栄(さかえ)と高枝(たかえ)/ 肝心の妹本人/徳永への不公平 (九)石牟礼道子をホメタタエルなら…… ・【ねつれつ解説】注 181 ・【ねつれつ解説】主な参考文献 190 ・「妻の座」本文 凡例 6・191 著者略歴 壺井栄【著】 壺井栄(つぼいさかえ)(1899-1967) 香川県小豆島郡坂手村生まれ。子守をしながら高等小学校を出、郵便局・役場で働く。26歳で上京、同郷の壺井繁治と結婚。夫の共産主義運動を支える。昭和13(1938)年、宮本百合子と佐多稲子の支援で文壇デビュー。戦後は『母のない子と子のない母と』『二十四の瞳』等で人気作家に。反戦を胸に庶民の生活をみずみずしく綴った作品は小学国語教科書に採用され親しまれた。 けいこう舎編集部【解説】 壺井栄が大好き。 (以上、版元さまより)
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新刊『ヴァージニア・ウルフ エッセイ集』ヴァージニア・ウルフ
¥1,980
『ヴァージニア・ウルフ エッセイ集』 ヴァージニア・ウルフ 片山 亜紀 ・編訳 平凡社ライブラリー/B6変/392頁 2025/12/05 定価1,800円+税 ーーーーーー 「文学はだれの私有地でもありません。文学は共有地です。切り刻まれて国家に分割されていませんし、戦争はありません。自由に恐れずに侵入して、自分で自分なりの道を見つけましょう」 文学や社会におけるジェンダー、階層を超えた女性の連帯、空襲下で綴られた平和論……。 「ベネット氏とブラウン夫人」「病気になるということ」「ロンドン上空を飛ぶ」「女性にとっての職業」「傾いた塔」ほか、初訳を多数含む25篇のエッセイを収録。初期から晩年までウルフの思想をたどる、オリジナル・アンソロジー。 Ⅰ 初期のエッセイ(一九〇五〜二〇年) 路上の音楽(ストリート・ミュージック) アンダルシアの旅館 夜に歩く 『リジストラータ(女の平和)』 丘(ダウンズ)で聞こえた──神話の起源 ケンブリッジの救急看護師(VAD) サスーン氏の詩 村の中の戦争 路上から見た戦争 羽毛法案 Ⅱ 中期のエッセイ(一九二四〜三一年) ベネット氏とブラウン夫人 ウェンブリーの雷 病気になるということ 映画 ロンドン散策──ある冒険 太陽と魚たち ロンドン上空を飛ぶ 『ヴァネッサ・ベルの新作』のまえがき 女性にとっての職業 序文に代えて──マーガレット・ルウェリン・デイヴィスへの手紙 Ⅲ 後期のエッセイ(一九三四〜四〇年) どうして? 今日(こんにち)の芸術はどうして政治に注目するのか 職人の技術(クラフツマンシップ) 傾いた塔 空襲下で平和について考える 訳注 出典一覧 訳者解説 (以上、版元さまより)
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新本『帰郷ノート/植民地主義論』エメ・セゼール
¥1,980
『帰郷ノート/植民地主義論』 エメ・セゼール 訳・砂野幸稔 平凡社ライブラリー/B6変/352頁 2004/05/07 初版第一刷 2022/09/28 第二版第一刷 定価1,800円+税 ーーーーーー ファノンやグリッサンの師であり、クレオール世代の偉大な父であるセゼール。ブルトンが熱讃した真の黒人詩人がたたきつける、反植民地主義の熱い叫び。ネグリチュードの聖典。 解説=真島一郎 (以上、版元さまより)
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新刊『人間失格』太宰治
¥792
『人間失格』 太宰治 ちくま文庫/文庫判/194頁 2025/12/10 定価900円+税 ーーーーーー 1948年、筑摩書房から生まれた永遠の文学。 1948年、入水直前に書き上げられた問題作は筑摩書房から刊行された。 ちくま文庫40周年記念&特別カラー口絵収録。 解説 安藤宏、多和田葉子 (以上、版元さまより)
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新刊『古代から来た未来人 折口信夫 増補新版』中沢新一
¥990
『古代から来た未来人 折口信夫 増補新版』 中沢新一 ちくま文庫/文庫判/208頁 2025/12/10 定価900円+税 ーーーーーー 折口民俗学のマトリックスを中沢新一がよみがえらせる 古代を実感することを通して、日本人の心の奥底を開示した折口信夫。その学問をまるごとつかみとり、思想のエッセンスを取り出す。あらたに2編を増補し文庫化。解説 持田叙子 『古代から来た未来人 折口信夫 増補新版』目次 序文 奇跡のような学問 第一章 「古代人」の心を知る 「いま」を生きられない人/「古代」の広がりと深さ/文字の奥を見通す眼/姿を変化する「タマ」/精霊ふゆる「ふゆ」/文学も宗教も突き抜けた思考 第二章 「まれびと」の発見 折口と柳田──「神」をめぐる視点/「まれびと」論の原点/「南洋」へのノスタルジー/「あの世=生命の根源」への憧れ 第三章 芸能史という宝物庫 芸能史を再構成した二人/芸能者への奇妙な共感/苛酷な旅からつかんだもの/芸能とは「不穏」なものである/不穏だからこそ「芸能」を愛す 〈コラム〉 大阪人折口信夫 第四章 未来で待つ人 とびきりの新しさ/死霊は踊る/「あの世」への扉が開かれるとき/高野山と二上山とを結ぶ線/「日本」を超え「人類」を見る眼 第五章 大いなる転回 キリスト教との対話/未成立の宗教/「神道の宗教化」という主題/超宗教としての神道へ 第六章 心の未来のための設計図 神道の新しい方向/ムスビの神/三位一体の構造/折口のヴィジョン ムスビの神による人類教 天竜川という宝庫 折口信夫 略年譜 解説 いつも心に折口信夫 持田叙子 (以上、版元さまより)
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新刊『裸足で逃げる』上間陽子
¥968
『裸足で逃げる』 上間陽子 ちくま文庫/文庫判/320頁 2025/12/10 定価880円+税 ーーーーーー 打越正行『ヤンキーと地元』とともに沖縄の語り方を変えた、比類ない調査の記録。13000字超の文庫書きおろしをくわえた決定版。 『裸足で逃げる』目次 まえがき――沖縄に帰る キャバ嬢になること 記念写真 カバンにドレスをつめこんで 病院の待合室で あたらしい柔軟剤 あたらしい家族 さがさないよ さようなら 調査記録 あとがき 十年後 沖縄に戻った著者は、風俗業界で働く女性たちの調査をはじめる。ひとり暴力から逃げて、自分の居場所をつくっていく──彼女たちの語った話は著者の手で書き起こされ、目の前で読み上げられ、自己の物語として了解されていく。沖縄の話であり世界の話でもある、比類ない調査の記録である。 カバー写真 上原沙也加(『眠る木』より) カバーデザイン 鈴木成一デザイン室 著作者プロフィール 上間陽子 ( うえま・ようこ ) 上間 陽子(うえま・ようこ):1972年、沖縄県コザ市生まれ。琉球大学教育学研究科教授。1990年代から2014年にかけて東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの支援・調査に携わる。2016年夏、うるま市の元海兵隊員・軍属による殺人事件をきっかけに沖縄の性暴力について書くことを決め、翌年『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版、2017年)を刊行。2020年に刊行した『海をあげる』(筑摩書房)で、Yahoo! ニュース|本屋大賞2021ノンフィクション本大賞/沖縄書店大賞沖縄部門大賞(第7回)/〔池田晶子記念〕わたくし、つまりNobody賞(第14回)。 (以上、版元さまより)
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新刊『歓楽の家』イーディス・ウォートン
¥3,850
SOLD OUT
『歓楽の家』 イーディス・ウォートン 訳・山口ヨシ子 彩流社/四六判/520頁 2025/12/05 定価3,500円+税 ーーーーーー ニューヨークで生きていく、美しく── 20世紀転換期の上流社会。未婚の女性リリー・バートは、社交界の花と謳われながら、心の奥に空虚さを感じていた。リリーの苦悩に、人びとの欲望がからみつく。 女性初のピューリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートン(1862–1937)の代表作 The House of Mirth (1905) を、当時の文化的背景がわかる豊富な訳注とともに新訳で送る。 (以上、版元さまより)
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新刊『リベラルなアメリカの「失われた魂」たち』山本 貴裕
¥3,080
『リベラルなアメリカの「失われた魂」たち』 福音派とスコッツ・アイリッシュの世界 山本 貴裕 彩流社/A5判/316頁 2025/11/12 定価2,800円+税 ーーーーーー トランプを支持する人びとの世界へのアプローチ! 現在のトランプの支持者たちのあいだには「福音派」と「スコッツ・アイリッシュ」という二つのグループが存在する。 リベラルなアメリカは、前者を「狂信的な原理主義者」の亜種として、後者を「人種差別主義的なレッドネック」としてくくってきた。 だが、両者の歴史はより複雑で多面性を有している。 福音派はその定義さえ定かでなく、歴史をさかのぼればリベラルとの共通点までもがみえてくる。スコッツ・アイリッシュの歴史は、スコットランドとイングランドの国境地帯にはじまり、北アイルランドを経て、アメリカのアパラチア山脈へとつながる。よそ者に上から目線で指示されることを嫌う荒くれ者たち。全米の白人労働者階級の中心。『ヒルビリー・エレジー』のJ・D・ヴァンスの出自――。 本書は、リベラルなアメリカの「シャドウ」と化している福音派とスコッツ・アイリッシュの歴史を掘り起こし、彼らの世界の実像に迫るものである。 目次 はじめに 第Ⅰ部 「福音派」と「福音主義者」 ――保守派とリベラルの隠された関係 第1章 福音派と原理主義者と宗教右派の違い ――「福音派」という幻想? 第2章 福音派の終末論が示す意外なアメリカ像 ――この世が終わるとき神に滅ぼされる諸国の一つとしてのアメリカ 第3章 福音派になり切れない南部バプテスト ――ファンダメンタリスト=リベラル? 第4章 スコープス裁判の意外な側面 ――メディアによってつくられたイメージ 第5章 一九世紀福音主義の過激な社会(世界)改革者たち ――反フリーメーソン、絶対禁酒、反奴隷制、グラハムのクラッカー、パーフェクトな男女関係 第6章 不特定多数の人々の心をつかむ方法 ――リバイバル集会と政党大会とロックコンサートとスティーブ・ジョブズの関係 第7章 現在の福音派とリベラルの共通のルーツ ――宗教は形よりも中身が大事、世界をミレニアムにするために 第Ⅱ部 スコッツ・アイリッシュ ――よそ者の支配に対する反抗の文化 第8章 スコットランド人の反権威主義的伝統 ――ウィリアム・ウォレスとジョン・ノックス 第9章 アルスターの問題児 ――ノンコンフォーミストの誕生 第10章 「地球のクズ」、「人類のゴミ」と呼ばれて ――エスタブリッシュメントへの反発 第11章 パクストン・ボーイズとフェアプレイとウィスキーの反乱 ――ホーダーランド人の反政府主義 第12章 アンドリュー・ジャクソン――ボーダーランズの首長 第13章 奴隷を持たない彼らが奴隷主と同じ側で戦った理由 ――よそ者の支配に対する抵抗 第14章 スコッツ・アイリッシュの知られざる世界 ――これまでの考察への補足 おわりに あとがき 索引 (以上、版元さまより)
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新本『ヨシコ・ウチダの強制収容体験とアメリカ児童・思春期文学』小松 恭代
¥2,970
『ヨシコ・ウチダの強制収容体験とアメリカ児童・思春期文学』 小松 恭代 彩流社/A5判/214頁 2025/04/04 定価2,700円+税 ーーーーーー 日系アメリカ人作家ヨシコ・ウチダの人生に大きな影響を与えた「強制収容」体験。1941年12月7日、日本のハワイ真珠湾攻撃による日米戦争勃発と共に、アメリカは「敵性外国人」の名の下に、日系アメリカ人を住居から退去させ、強制収容した。この市民権の剥奪と強制収監の経験を、ウチダに限らず多くの作家が、そのマイノリティへの抑圧、人種差別憎悪について作品で描いていっている。民主主義国家の汚点として意識されながらも、現在まで、アメリカ社会にある有色人種への差別や少数派への差別意識は無くなってはいない。かつての日米経済摩擦、9.11事件、そして今トランプ大統領が叫ぶ「アメリカ第1主義」にも通底する排除・差別意識に対し、本書は、児童向け、大人向けでは異なる描き方をしてはいても、それらへの眼差しを向け続けたウチダ文学と、同じく「強制収容」体験を描いた同時代作品との比較再評価を行い、強制収容体験のウチダ文学における意味を追求している。 目次 はじめに 第Ⅰ部 強制収容体験とウチダ作品の世界 第一章 『ぶんぶく茶釜とその他日本の昔話』── 強制収容との関連で読む 第二章 『タカオと祖父の刀』と『間にはさまれたミヤ』 ──冷戦期の日系人の同化志向との関連で読む 第三章の一 『トパーズへの旅』と『故郷に帰る』 ──多文化主義児童文学のオーセンティシティの観点から読む 第三章の二 『トパーズへの旅』と『故郷へ帰る』──ウチダの執筆の意図を考える 第三章 リンコ三部作『夢は翼をつけて』『リンコの逆転ホームラン』 『最高のハッピーエンド』──リドレス運動との関連で読む 第四章 『写真花嫁』──抑圧の観点から強制収容までの日系の歴史を読む 第Ⅱ部 ウチダの意思を受け継ぐ21 世紀の強制収容物語 第一章 ジュリー・オオツカの『天皇が神だったころ』と シンシア・カドハタ『草花とよばれた少女』 ──砂漠表象を「パイオニア」言説から読む 第二章 サミラ・アーマドの『強制収容』──イスラム教徒排除への抵抗 第三章 カービイ・ラーソンの『ダッシュ』と ロイス・セパバーンの『マンザナの風にのせて』 ──多文化主義児童文学のオーセンティシティの観点から読む あとがき 引用参照文献 索引 (以上、版元さまより)
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新本『「なむ」の来歴』斎藤真理子
¥1,980
『「なむ」の来歴』 斎藤真理子 イーストプレス/四六判/280頁 2025/11/20 定価1,800円+税 ーーーーーー 日本、韓国、沖縄、どこへ行っても本は木(なむ)で出来ていた。 ●概要 「三十代初めまでは身近に詩があった。だからこの本にもちょくちょく自分の書いた詩が顔を出す」。著者がこれまで生きてきた日本、韓国、沖縄で感じたこと、言葉にしたこと、詩で表現したこと。三点測量するように書いてきたエッセイを集大成。 ●本文より 韓国に来る前に持っている本を全部売った。古本屋のおじいさんが部屋まで来てくれて十年間私が引越しのたびにひきずって歩いた活字の群れをそっくり引き取ってくれた。さよなら 私の本たち。それはたいそう重かった。 「本って、本当に重いですよね」私が言うと おじいさんが答えた。「さようでございますもともと木でございますからね」(第一章「プラタナス」より) 三十代初めまでは身近に詩があった。だからこの本にもちょくちょく自分の書いた詩が顔を出す。日本語でも一冊詩集を出し、ソウルにいるときには朝鮮語で書き、それらが一九九三年に韓国の民音社から『入国』として出版された。外国人がハングルで書いた珍しい本ということで当時かなり話題になったのである。ちょうど、韓国でいくつかの詩集が驚異的なセールスを記録していた時期だった。崔泳美(チェ ヨン ミ)という詩人の『三十、宴は終わった』(日本語版はハン・ソンレ訳、書肆青樹社)が一九九四年に刊行されて百万部以上という驚異のセールスを記録し、今もおそらくこの記録は塗り替えられていないと思う。私の詩集が読まれ、すぐに重版がかかったのもこうした流れの中のできごとだ。そして、民主化からあまり時間が経っていなかった九〇年代初頭の韓国人たちは好奇心に満ち、新しいもの、変わったものに対して寛容だった。(「あとがき」より) ●著者プロフィール 1960年、新潟市生まれ。翻訳者。著書に『増補新版 韓国文学の中心にあるもの』『本の栞にぶら下がる』『隣の国の人々と出会う――韓国語と日本語のあいだ』。訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ファン・ジョンウン『ディディの傘』、李箱『翼――李箱作品集』、パク・ソルメ『未来散歩練習』などがある。2015年、共訳書パク・ミンギュ『カステラ』が第一回日本翻訳大賞受賞。2020年、訳書チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で第18回韓国文学翻訳大賞(韓国文学翻訳院主催)受賞。2025年、ハン・ガン『別れを告げない』で第76回読売文学賞(研究・翻訳部門)を受賞。 (以上、版元さまより)
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新本『リチャード・ブローティガン』藤本和子
¥1,210
『リチャード・ブローティガン』 藤本和子 ちくま文庫/文庫判/320頁 2025/10/10 定価1,100円+税 ーーーーーー 『アメリカの鱒釣り』などが愛され、しかしピストル自殺に至った作家の人生と作品を、翻訳者にして友人であった著者が描く。解説 くぼたのぞみ (版元さまより)
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古本『ビニール傘』岸政彦
¥55
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『ビニール傘』 岸政彦 新潮社 2021/3/5第7刷 ーーーーーー 社会学者による初の小説集 第156回芥川賞候補作 ーーーーーー 状態:良い ------ 中古商品のため使用感等ある場合がございますが、クリーニング後迅速丁寧に発送いたします。 ---商品状態の詳細--- 非常に良い: 非常にきれいな状態です。 良い: 一般的な中古商品です。 可: 経年劣化による傷み、日焼け、スレ、歪み、一部書き込み等がある場合がありますが、読むことに支障はありません。
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新本『フラナリー・オコナー全短篇』【上】
¥1,650
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『フラナリー・オコナー全短篇』【上】 フラナリー・オコナー 訳・横山貞子 ちくま文庫/文庫判/448頁 2025/9/5 定価1,500円+税 ーーーーー 初版刊行2009/3/10 【目次】 善人はなかなかいない 河 生きのこるために 不意打ちの幸運 聖霊のやどる宮 人造黒人 火の中の輪 旧敵との出逢い 田舎の善人 強制追放者 ゼラニウム 床屋 オオヤマネコ 収穫 七面鳥 列車 解説・ 蜂飼耳
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新本『フラナリー・オコナー全短篇』【下】
¥1,540
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『フラナリー・オコナー全短篇』【下】 フラナリー・オコナー 訳・横山貞子 ちくま文庫/文庫判/448頁 2025/9/5 定価1,400円+税 ーーーーーー 初版刊行2009/04/08 【目次】 すべて上昇するものは一点に集まる グリーンリーフ 森の景色 長引く悪寒 家庭のやすらぎ 障害者優先 啓示 パーカーの背中 よみがえりの日 パートリッジ祭 なにゆえ国々は騒ぎ立つ フラナリー・オコナー年譜 翻訳者あとがき 文庫判あとがき
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新本『斜め論』松本卓也
¥2,420
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『斜め論』 松本卓也 筑摩書房/四六判/320頁 2025/9/10初版第二刷 定価2,200円+税 ーーーーーー ケアは、どうひらかれたのか? 「生き延び」と「当事者」の時代へと至る「心」の議論の変遷を跡付ける。 垂直から水平、そして斜めへ。時代を画する、著者の新たな代表作! === 「現代は、ケア論の隆盛に代表されるように、人と人との水平的なつながりの重要性をいうことがスタンダードになった時代である。けれども、単に水平的であればよいわけではない。 水平方向は、人々を水平(よこならび)にしてしまう平準化を導いてしまうからだ。けれども、水平方向には日常を捉え直し、そこからちょっとした垂直方向の突出を可能にする契機もまた伏在している。ゆえに、垂直方向の特権化を批判しつつ、しかし現代的な水平方向の重視に完全に乗るわけでもなく、「斜め」を目指すこと……。 そのような弁証法的な思考を、精神科臨床、心理臨床、当事者研究、制度論的精神療法、ハイデガー、オープンダイアローグ、依存症といったテーマに即して展開したのが本書のすべてである。」 (あとがきより抜粋) === 自己実現や乗り越えること、あるいは精神分析による自己の掘り下げを特徴とする「垂直」方向と、自助グループや居場所型デイケアなど、隣人とかかわっていくことを重視する「水平」方向。 20世紀が「垂直」の世紀だとすれば、今世紀は「水平」、そしてそこに「ちょっとした垂直性」を加えた「斜め」へと、パラダイムがシフトしていく時代と言える。 本書は、ビンスワンガー、中井久夫、上野千鶴子、信田さよ子、当事者研究、ガタリ、ウリ、ラカン、ハイデガーらの議論をもとに、精神病理学とそれにかかわる人間観の変遷を跡付け、「斜め」の理論をひらいていこうとする試みである。 著者は、2015年のデビュー作『人はみな妄想する』でラカン像を刷新し、國分功一郎、千葉雅也の両氏に絶賛された気鋭の精神医学者。デビューから10年、新たな代表作がここに誕生する。 (以上、版元さまより)
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新本『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』ナンシー・フレイザー
¥1,210
『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』 ナンシー・フレイザー 訳・江口泰子 ちくま新書/新書判/320頁 2025/9/20第八刷 定価1,100円+税 ーーーーーー 初版刊行2023/8/10 資本主義は私たちの生存基盤を食い物にすることで肥大化する矛盾に満ちたシステムである。世界的政治学者がそのメカニズムを根源から批判する。 なぜ経済が発展しても私たちは豊かになれないのか。それは、資本主義が私たちの生活や自然といった存立基盤を餌に成長する巨大なシステムだからである。資本主義そのものが問題である以上、「グリーン資本主義」や、表面的な格差是正などは目くらましにすぎず、根本的な解決策にはなりえない。破局から逃れる道はただ一つ、資本主義自体を拒絶することなのだ――。世界的政治学者が「共喰い資本主義」の実態を暴く話題作。解説 白井聡 (以上、版元さまより)
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新本『視線と差異』グリゼルダ・ポロック
¥1,870
『視線と差異』フェミニズムで読む美術史 グリゼルダ・ポロック 訳・萩原弘子 ちくま学芸文庫/文庫判/512頁 2025/10/10 定価1,700円+税 ーーーーーー なぜ美術史から女の存在が抹消されてきたのか? 西洋近代芸術の歴史が記述・記録される過程において強力に働いてきたさまざまな偏りを明らかにし、その学としてのあり方自体に内在する権力構造と性差別を指摘する。その一方で、フェミニズムからの美術史の問いなおしは、往々にして「ニュー・アート・ヒストリー」というかたちで旧来的な美術史の語りに再包摂されてきた。そうした現状についても鋭く批判し、緻密な検証を積み重ねることで美術史そのものに根源的な変革を迫る論争の書。新版への序文をあらたに訳出した決定版。 (以上、版元さまより)
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新本『時間と自己』木村 敏
¥836
SOLD OUT
『時間と自己』 木村 敏 中公新書/新書判/208頁 2023/6/5 33版 定価760円+税 ーーーーーー 初版刊行1982年 時間という現象と、私が私自身であるということは、 厳密に一致する。自己や時間を「もの」ではなく「こと」として捉えることによって、西洋的独我論を一気に超えた著者は、時間と個我の同時的誕生をあざやかに跡づけ、さらに、ふつうは健全な均衡のもとに蔽われている時間の根源的諸様態を、狂気の中に見てとる。前夜祭的時間、あとの祭的時間、そして永遠の今に生きる祝祭的時間――「生の源泉としての大いなる死」がここに現前する。 (以上、版元さまより)
