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『マリヤの賛歌』
城田すず子
岩波現代文庫/A6・並製/314頁 2025.6.13発行
定価1,280円+税
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紹介
「慰安婦」であったことを名乗り出た数少ない日本人として知られる城田すず子。一七歳で芸者屋に売られてから三四歳で婦人保護施設に入所するまで、私娼や「慰安婦」として戦中戦後を生き抜いた苦難の日々を自ら語った貴重な記録。戦時にとどまらない性搾取構造の問題への新たな視座を提供する解説(平井和子)を付して文庫化する。
目次
まえがき(深津文雄)
1 下町娘として
2 転落の淵
3 尋ぬれど我家は
4 ふたたび泥沼へ
5 砲弾下の女たち
6 浦賀の岸に
7 危い橋をわたり
8 流れながれて
9 ひとり生き残る
10 初秋の風
11 更生への道
12 この卑しい女をさえ
13 制服の女性
14 晴天白日
15 軽井沢の冬はながく
16 復活祭の夜
17 妹たちと共に
18 パン屋の夢
19 コロニーへの祈り
20 挫折
あとがき(深津文雄)
岩波現代文庫版解説(平井和子)
著者プロフィール
城田 すず子 (シロタ スズコ) (著)
城田すず子
Suzuko Shirota
1921年,東京のパン屋の家に生まれる.母親の死後に家業が傾くと神楽坂の芸者屋に売られ,戦前から戦後にかけて国内外の遊廓や軍「慰安所」で性売買に従事.1955年に日本基督教婦人矯風会運営の「慈愛寮」に入寮.その後,ベテスダ奉仕女母の家の運営する「いずみ寮」を経て1965年に「かにた婦人の村」に入所,後半生を過ごす.1993年没.
(以上、版元より)
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